西宮のまつむら鍼灸整骨院 院長のブログ

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祝・5年ぶり2度目の日本一!

   

こんにちは、兵庫県西宮市のまつむら鍼灸整骨院院長の松村です。

以前の記事

文武両道の可否

でも書かせていただきましたが、確率的に日本一になる確率ってのは、エベレスト登頂を成功させるよりもよほど難しいんです。
実は日本一に限らず、なんでも一番ってのは本当に難しい。

例えば西宮市内。
公立中学校なら20校あります。

団体戦で西宮市で一番になろうと思うと、その確率は1/20。
パーセント表示にすると5%なわけです。

言い方がすごく悪いですが、たかだか西宮市内で、何かの競技で一番になろうと思ってもその確率はたったの5%ということ。
個人戦ならこの時点で1%未満になります。

 

では一番になろうと思ったら、一体何をすればいいのか?
それは「努力」です。

努力したからと言って、必ず一番になれるかどうかはわかりませんが、一番になった人は必ず努力しています。
ということは、一番になるための最低条件に「努力」というものは入ってくるわけです。

しかし、努力というのは何も考えずただ数をこなすとか、言われたことだけをやるとか、ただ指導者の言うことを聞くとかそういうものではありません。

数なら、例えばみんなが素振りを100回やるなら101回やる、みんなが9時からの練習の時に8時30分に来て準備してるのなら8時に来て準備しておいて自主練までしておく。

自分の目標を明確にし、それを達成するために何が足りなくて何を伸ばすべきかを考え、それを練習メニューに組み込んだり、部活ならみんなでやる練習で到らない部分を自主練で補うようにする。

要するに、目標を設定し、それに向かって何をしなければならないかを明確にし、実践し、検証し改善してまた実践していくということが努力であって、空振りしかできない素振りを毎日1万回やることは努力ではなくて単なるバカで、ホームランを打てるようになる素振りを千回やることこそが努力であるということです。

最近は、どこかの解散したアイドルグループの歌の影響か、「ナンバーワンよりオンリーワン」思考が強い傾向にありますが、私からするとアレはダメです。

まずはナンバーワンになるための努力をする。
ナンバーワンになれるかどうかはわからないけど、そのプロセスを経験して初めてオンリーワン、要するに自分のスタイルが出てくると思うのです。努力もしない人間が「ナンバーワンよりオンリーワン」なんて言うのは努力することが怖いか、努力してもナンバーワンになれないのが怖いか、単にグウタラなだけか、です。

「グダグダ言う前にまずやれよ、文句はそれからだ」って話なんです。

 

さて、少し前置きが長くなってしまいましたが、昨日、日本一になった柔道チームがあります。
特殊な業界なので今まで名前を伏せていましたが、嬉しいので書きます(笑)

昨日は臨時休診とさせていただいて、日本武道館に行ってきました。

試合はこれ↓です。

一昨日の夜、最終の飛行機に乗って東京に行きました。

 

うちから伊丹空港は車で20分なので便利ですね。
しかし凄いですね、JALで行ったのですが、東京行き最終便満席でした。

この日は麹町に宿泊し、昨日タクシーで日本武道館へ。

開会式の様子。

 

まずは予選リーグ。
兵庫県警は予選リーグ危なげなく全勝で勝ち上がります。

各リーグの1位通過のチームで準決勝をします。
準決勝は兵庫県警対福岡県警。

これがものすごい接戦でした!

団体戦は7人戦で行われます。
先鋒、次鋒、五将、中堅、三将、副将、大将という並びです。

準決勝福岡県警戦では、なんと先鋒から大将まで全部引き分け。
そうなると代表戦です。
普通の大会なら、そのチームの一番強い選手を出し合って勝敗を決します。

警察の大会は少し違って(とは言っても去年までは普通のスタイルでしたが)、同点だった場合、代表戦は引き分けた組み合わせの中からくじ引きをして選ばれます。

そしてその試合はいきなりゴールデンスコア形式からスタート。
投げによるポイントだけでなく反則ポイント(指導)ひとつ取ったらその場で勝ちというスタイル。

くじ引きで対戦が決まったのは三将戦。
うちの患者さんでもあり、試合2日前にもコンディショニングに来ていた選手がチームを背負って代表戦。
さっきの試合で引き分けている選手ですし、相手は階級が一つ下ですが過去に講道館杯という試合でも入賞し全日本強化にも入っていた選手。手強い相手です。

序盤、少し苦戦を強いられましたが、攻めに攻め、結局相手が技をかけないため「指導」。
これで兵庫県警の決勝進出が決まります。

決勝は大阪府警。
5年前に兵庫県警が日本一になって、その翌年から去年まで優勝していたチームです。
先鋒、引き分け。
次鋒、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち
五将〜中堅まで引き分け。
三将、準決勝代表戦で戦った選手が今度は一本背負投で一本勝ち。
副将、大将引き分け。

2-0で完勝し、兵庫県警が5年ぶり2度目の優勝を果たしました。

彼らは本当に努力してきました。
筋トレ指導の名目で、私の筋トレ師匠に無理を言って時間を作っていただき筋トレのセッションを受けたこともあります。
そしてその指導を実践し、筋力アップもしました。

もちろん日々の稽古もしっかり行い、怪我の予防のためうちでコンディショニングをする選手もいました。

彼らはみな公務員ですので、限られた給料の中で治療代やサプリメント代を捻出します。
(実業団は柔道部にいる時は結構良い給料がもらえるところが多いです)
もちろん、翌日稽古がある時に飲みにいくようなこともしません。

ただもう一度日本一になるために、努力して、そして昨日それが報われました。

実は私は、まだ同級生が兵庫県警柔道部で現役選手をしている頃、よく応援に行き、テーピングなどのいわゆるトレーナー的なことをやっていました。
ただ、業界が特殊なこともあり、ある人から「警察に媚びるな」と言われ、応援はするけど大会に応援に行ってテーピングすることは辞めました。別に媚びてなんかないですし、もちろん癒着とかもないんですけどね。
この前嫁さんがスピード違反で赤切符切られましたが(笑)、もちろん知り合い誰にも連絡してないですし、そもそももみ消すことなんてできないんです。兵庫県警柔道部と付き合いがあるって言ったところで、極論「だから何?」って言われるのがオチですよ。しかも私は柔道は好きだけど柔道界はそれほど好きではないので、以前は指導者もさせていただいておりましたが、今は一切関わらないようにしているので、本当に何もメリットはないんです。メリットと言うならば、自分が診て楽しい、試合も見て楽しい、そして勝ってくれたら嬉しい、これだけなんです。それに、警察に協力するのは市民の義務でしょ(笑)

同級生が現役の頃は、ただ同期が頑張っているから応援したいだけで行ってましたし、それ以降、同期が引退してからもうちに来ている選手が頑張っているし、試合前に怪我をしていたから行ってテーピングしてなるべく万全で試合して欲しいから行ってただけなんですが、悪くとらえる人は悪くとらえるもので、まさか「媚びるな」と言われるとは思ってもいなかったため(だから柔道界は好きじゃないんですよね)、ここ数年はうちの院で治療はさせていただいていましたが、なるべく関わらないようにしておりました。

しかし、今うちにはレギュラーメンバーの多くが治療に来ているのですが、みんな本当に素直で良い人間で、そして頑張っている。

「税金で柔道させていただいてるんで、その分も頑張らないといけない」

とまで言っています。
喜んで県民税支払いますよ、そんなもん!
なんなら、私からの県民税だけ目的税にして欲しい!

そんな良い奴らを診てたら、「あ〜、応援行きたいな〜」って思うもんです。
そして実はある選手が膝に不安を抱えていることもあり、こちらも試合を生で見たくて見たくてウズウズしていたので、膝のテーピングを理由に、数年間の我慢を解禁して行かせてもらいました。

いや〜、行ってよかった。私も刺激をいただきました。
まだまだ頑張っていかんとアカンな〜って思いました。

一生懸命努力している姿って美しいですし、それになお結果が伴った時に感動が生まれると思います。

今回、お忍びで行っていたので、武道館におられるであろう先生方には一切挨拶をしない無礼をお許しください。
選手たちにも私から「誰にも内緒で行くから!」と強く言っていましたので。

 

帰りの飛行機、景色が綺麗だったので思わず写真撮って帰ってきました〜♪

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