ギックリ腰(急性腰痛)予防法4選 – 西宮のまつむら鍼灸整骨院 院長のブログ

ギックリ腰(急性腰痛)予防法4選

こんにちは、院長の松村です。
当院では、毎年だいたい11月中旬くらいから翌年の2月初旬にかけて、ギックリ腰(急性腰痛)で受診される方がとても多くなります。

中には毎年同じ時期になると「先生!またやっちゃいました!」とお電話される患者さんもおられます。

ギックリ腰(急性腰痛)って僕も何度も経験してるのでわかるのですが、なってしまうとホント惨めな気持ちになるし痛くて動けないしで大変なので、なるべくならなってほしくない、そう思います。

そこで今回はギックリ腰(急性腰痛)の予防法について書かせていただきたいと思います。

ギックリ腰(急性腰痛)が起こるメカニズム

実はギックリ腰(急性腰痛)の医学的な原因って、まだ解明されていないんです。

筋肉が断裂したとか、椎間関節という関節の捻挫だとか、色々なことを言われるのですがそのどれも証明されていません。

ただ、血液検査をしても炎症は起こしていないとか、消炎鎮痛剤は効果がないということは科学的に証明されてしまっていますので、そういう、筋肉の断裂だとか、関節の捻挫という〝損傷モデル〟と言われるものが原因ではないということは確かかなと思います。

確かに科学的な証明はされていませんが、僕自身19歳からこの業界に入り、もうかれこれ25年以上になります。
今まで触らせていただいた患者さんののべ人数はもう20万人を超えました。

また、僕自身若い頃に何度もギックリ腰(急性腰痛)を経験し、色々と研究を重ねてきました。
今回はそれらをふまえ、ギックリ腰(急性腰痛)のメカニズムというものを説明させていただきたいと思います。

 

身体の動き方

例えば前屈するときや後屈するとき、人間の身体というのは色々な関節が連動して動きます。

前屈の場合、腰だけが曲がるのではなく、足首や膝、股関節も動きますし、単に体操で前屈しない限りは、何かを目的として前屈するため上半身も動きます。

このように身体が動くときというのは、色々なところが連動して、あたかも1つの動作のように見えるということです。
実は、この連動が上手くいかないときににギックリ腰(急性腰痛)になることが非常に多いのです。

 

なぜ正しく動かなくなるのか?

ではなぜ正しく連動しなくなるのでしょう。
考えられる原因は

①疲労の蓄積
②ストレス
③胃腸のトラブル
④睡眠不足
⑤何か重要な用事が終わった直後

などが考えられます。

実はこれらは、身体のコンディションを低下させる原因でもあるので、アスリートはこのあたりしっかり管理していますね。

 

 

ギックリ腰(急性腰痛)の原因

先述したように、コンディションが低下することがギックリ腰(急性腰痛)の原因となります。

ギックリ腰(急性腰痛)になった患者さんからよく聞くのは、

今年中にやりとげないといけないプロジェクトのために毎日一生懸命仕事して、いざプロジェクトが終了し打ち上げに。
週末、せっかくの休みだったのに朝起きて顔を洗おうとしたらグキッと・・・・

なんてパターンです。
疲労困憊で睡眠不足、なおかつプロジェクトのプレッシャーもあり、それから開放され飲みに行って胃腸に負担をかける・・・って感じですね。

このように、色々なことが複合してギックリ腰の原因となるのです。

 

 

ギックリ腰(急性腰痛)予防法4選

さて、では原因がわかったのであとはその原因を無くしたり減らしたりすることで予防できます。

①睡眠をしっかり取る

「わかってるよ、そんなことは!」と言われそうですね。
寝たくてもすぐ寝られないって状況になっている人もいるかもしれません。

実は人間は、体温が低下していくときに眠気を感じます。
ですので・・・・

・お風呂につかって一旦体温を上げる

・体温が下がる前に布団に入る

こうするだけでも、かなり眠りやすくなります。
また、寝る寸前までスマホを見てしまうという人は多いですが、寝る前にスマホを見ると脳が興奮してしまい寝られなくなってしまいます。

ぜひ頑張って寝る前のスマホ断ちをしてみてください。

 

②内臓リセット

現在はコロナ騒動で団体での飲み会は自粛傾向にありますが、それでも仲間内でちょっと飲みに行くということもあるかと思います。

家では晩酌、たまに会社帰りに一杯・・・というのは、案外内臓を疲れさせています。
また、冷たい飲み物は内臓を冷やし負担をかけます。

週1回程度は、お酒を抜き、消化の良いあたたかいものを食べるようにしてみてはどうでしょうか?

今の時期ならお鍋もいいかもしれませんね。

 

③適度な運動

20〜30分程度のウォーキングでもいいので、たまに身体を動かしてあげるのも予防になります。
身体というのは、動かさないと動き方を忘れてしまいます。

なので、実は動かないでいるよりも軽い運動を定期的に行っているほうがギックリ腰(急性腰痛)の予防になるのです。

 

④腰や、その他身体のどこかに違和感を感じた時点で治療を受ける

実はギックリ腰(急性腰痛)になる前には、前兆が出ていることがあります。

腰あたりが重たい、だるいという局所的なものから、寝てもなんだか疲れが取れてないような感じであるとか、身体全体がだるく感じるとか、そういう場合もあります。

なにせコンディションが落ちてるサインですので、その段階だと身体のバランスの崩れもひどくはないしすぐに整うので、できればギックリ腰(急性腰痛)になる前に整体で身体を整えておくことをお勧め致します。

 

 

まとめ

さて今回はギックリ腰(急性腰痛)にならないための予防法について書かせていただきました。
基本的にはコンディションを整えるために睡眠、食事、そして適度な運動という基本的なことが大切です。

また、今はコロナ騒動もあります。
コンディションを整えておくと免疫機能も低下しないので、新型コロナウィルスに感染するリスクも下がります。

お仕事も色々と大変だと思いますが、健康あってのものです。
ぜひちょっとだけでもいいので生活を見直してみてください。

 

 

もしギックリ腰になってしまったら・・・・

予防法は100%予防できるものではありません。
残念ながら、なるときはなる、というのがギックリ腰(急性腰痛)です。

もしギックリ腰(急性腰痛)になってしまった場合はこちらを参考にしてください。

強烈に痛いギックリ腰(急性腰痛)になってしまった場合の正しい対処法

(柔道整復師・鍼灸師 松村正隆 監修)