こんにちは。まつむら鍼灸整骨院受付の岩永です。
先日「親知らずを抜いたからかしんどい」と患者さんが仰っていました。私も親知らずを抜いた時、もうそれは痛くてしんどかったです。
歯並びが悪かった訳ではないのですが、噛み合わせが少し悪かったので、アメリカにいた時に歯の矯正をしていました。
アメリカに行く前に健康診断を受けるのですが、その際に噛み合わせが少し悪いから、気になるなら矯正をした方が良いと言われました。ですがもうすぐ渡米で時間もないし、ならアメリカで矯正しようと思いました。アメリカにも歯医者さんいっぱいあるだろうしと。
そう伝えると「そんな簡単に言うが英語でちゃんと伝えられるのか、理解できるのか」と、お医者さんに何故かお説教されました。「はぁあ?何でアンタに言われなアカンねん!」「アメリカでやってやるわ!」とものすごくムカついたのを覚えています。笑
全く何も考えず何も知らずにそう思ったのですが、アメリカはほぼ100パーセントの子が歯の矯正をしていました。歯の矯正こそ日本でなくアメリカでするべきものだと後で思いました。
アメリカ人は歯並びがとても重要みたいです。友達が「歯並びが悪い人(見た目が悪い)と太っている人(自己管理ができない)は就職ができない」と言っていました。大きい人多いけど…と思いましたが。
アメリカに行って数年経った頃に矯正を始めたのですが、暫くして、親知らずまだ生えてきていないけど残っているから抜いておこう、となりました。
4本一度に抜くけど、全身麻酔で寝ている間に終わるから痛くないし全然大丈夫よ!と言われました。アメリカではそれが普通らしいのですが、親知らずを抜くのに、全身麻酔で4本一度に抜くなんて聞いた事ないと驚きました。私が無知だっただけかもしれませんが…。
親に連絡をして伝えると、夏休みに日本に帰って抜こうとなりました。1ヶ月半くらい帰れば4本抜き終わるだろうと。
帰ってすぐに近くの歯医者さんに行ったのですが、矯正しているから(やりづらい)か分かりませんでしたが、まだ出て来てもいないし中の方で変な生え方をしているからここではできないと言われ、京大病院に行くよう言われました。
そして紹介状を持って京大病院の口腔外科を受診したのですが、時間がないし矯正もしているからと、4本一度に抜く事になりました。そして出血があるだろうからと数日間入院する事にもなりました。
私は一度も虫歯にもなった事がなく(今もありません)、抜歯や歯に注射もした事がないので、もうただただ不安しかありませんでした。歯並びは悪くなかったので、矯正していましたが抜歯はしませんでした。
ですが麻酔の注射の前に、その痛みを消す塗り薬?をしてもらったので、注射さえも何も痛みはありませんでした。
やはり4本一度に抜くので麻酔は必要との事で、全身がボーッとして寝てしまう様な麻酔をしていました。ですが私は眠れなく(寝てしまう人がほとんどらしいですが)、痛みはないですが不快感?と言うか、意識もあるのでゴリゴリと歯を削りながらやっているのが分かりました。
やはり私の親知らずは変な生え方?をしていたらしく、なかなか時間もかかって大変でした。私を担当していた先生は研修生?みたいで、横にベテランの先生がついて指導されていて、私は練習台みたいでした。笑
終わって麻酔が効いている間は大丈夫だったのですが、麻酔がきれてからはもうあまりの痛さに悶絶でした。痛みは長時間続き、本当に痛みで死ぬかと思いました。笑
顔もすごく腫れ上がり、タオルを顎の下から頭の上でキュッと結んで、ずっと氷をあてていました。顔の大きさ、戻って本当に良かったです。汗
書いていたら思い出してまたムカムカしてきたので、あの時のお医者さんに「アメリカで矯正やったぞ!」と言ってやりたいです。笑