あなたのその痛み、腰椎椎間板ヘルニアが原因ではない可能性があります!
あなたはどれに当てはまりますか?
- 左右どちらかのお尻から太ももがしびれてつらい
- 辛くてじっと立っていられない、座っていられない
- 保険の効く整骨院でマッサージしているけど治らない
- ボキボキするような整体に行ったが治らない
- 整形外科で腰を引っ張っているけど全然治らない
初めまして、まつむら鍼灸整骨院院長の松村です
私は、19歳から整骨院で修業を開始し、すでに20年以上、のべ15万人以上の患者さんを治療させていただいてきました。そんな中で、腰椎椎間板ヘルニアの患者さんもたくさんおられました。
実は私も高校生の頃に腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんヘルニア)と診断され、つらい経験をした一人です。(どう解決したかは後述させていただきます)
あなたもネットなどで色々と調べて、「自分は腰椎椎間板ヘルニアかも?」と心配されてこのページにたどり着いた方や、「病院でMRIを撮って、腰椎椎間板ヘルニアと診断された」ということで、このページにたどり着いた方がいらっしゃるかと思います。
ネットにはたくさんの情報があり、なかなか正しい情報にたどり着くのは難しいです。
ここでは私の経験だけでなく、欧米の最新の研究論文もご紹介しながら腰椎椎間板ヘルニア(以下、腰のヘルニア)に対する私の考えと治療について書かせていただきたいと思いますので、ぜひじっくりお読みください。
「学会のアカデミー賞」=「ボルボ賞」受賞論文をご紹介
今からお伝えすることは、つらい痛みの方ほど信じられない内容かもしれません。しかし、私個人の意見ではなく、こと腰痛に関しては日本の医学界の20年ほど先を行っている欧米での研究論文の結果を引用させていただき、科学的根拠に基づいた事実なのです。
まずは、世界腰痛学会で、「学会のアカデミー賞」と言われる「ボルボ賞」を受賞した論文を2つ紹介させていただきます。
「椎間板ヘルニア=痛みではない」
腰痛がなくてもヘルニアがある?
■椎間板ヘルニアと診断された強い腰下肢痛を訴える患者46名と、年齢、性別、職業などを一致させた健常者46名の腰部椎間板をMRIで比較した結果、健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された。
引用元:http://1.usa.gov/iN3oKG
おわかりいただけますでしょうか?
全ての条件を一致させた「強い腰や足の痛みを訴える人」と「痛みのない人」46名ずつにMRI検査したところ、
椎間板の変性に強く影響しているのは…
■男性の一卵性双生児115組を対象にMRIで椎間板変性を促進させる危険因子を調査した結果、椎間板変性は仕事やレジャーによる身体的負担、車の運転、喫煙習慣といった物理的因子より、遺伝的因子の影響を強く受けていることが判明。
引用元:http://1.usa.gov/kWg7Iw
こちらもボルボ賞を受賞した論文です。(医学的論文で双子を対象にするのは科学的根拠も非常に高いものとなります)
ヘルニアを含む椎間板の変性には「遺伝子」が強く影響しているということがわかっています。
椎間板の異常が痛みの原因ではないという論文は他にもあります。
■20~80歳までの腰痛未経験者67名を対象にMRIで腰部椎間板を分析した結果、21~36%に椎間板ヘルニアが、50~79%に椎間板膨隆が、34~93%に椎間板変性が確認されたことから、手術の選択は慎重にすべきと結論。
引用元:http://1.usa.gov/knGWuH
■21~80歳までの腰痛未経験者52名を対象にCATスキャンで腰部椎間板を分析した結果、年齢に関わらず35.4%に何らかの異常が検出され、40歳未満の19.5%に、40歳以上の26.9%に無症候性椎間板ヘルニアが確認。
引用元:http://1.usa.gov/mBTclS
■腰痛経験もなくX線所見も異常のないボランティア受刑者50名を対象に、腰部椎間板造影を行なったところ、全例に異常所見が確認された。重大な合併症の危険を冒してまで侵襲的な椎間板造影を行なうメリットはどこにあるのか?
引用元:http://1.usa.gov/iUPQWz
これらも腰の痛みや足の痛みやしびれなど全くない人を対象に検査をした結果を報告した論文です。
実は、同じような結果になっている研究論文はこの他にもかなりたくさんあります。
あまりにも多いため、代表的なもののみ紹介させていただきました。
腰のヘルニアの間違った治療法
次に、腰のヘルニアのまちがった治療法を、科学的根拠をもとに紹介していきます。
牽引治療
■坐骨神経痛患者を対象とした牽引群とシャムトリートメント(擬似牽引)群に割り付けた二重盲検ランダム化比較試験によると、両群の間に疼痛や理学所見の差は認められなかった。腰痛や坐骨神経痛に対して牽引が有効だという証拠はない。
引用元:http://1.usa.gov/qWLMLj
■頚部痛と腰痛に対する牽引に関する7件のRCT(ランダム化比較試験)をレビュー(批判的に吟味)した結果、どの研究からも牽引の有効性は認められなかった。腰痛や坐骨神経痛に牽引が有効だという証拠は今のところ存在しない。
引用元:http://1.usa.gov/qeOuDX
なんと、腰痛や足の痛みやしびれだけでなく、首の痛みに対しても牽引治療は効果がないと証明されてしまっています。欧米では研究結果に基づき牽引治療はしませんが、日本の整形外科では今でも牽引治療を行っております。これは「患者さんのため」ではなく保険制度の中で腰椎椎間板ヘルニアの治療の場合は牽引治療が点数になる(=収入になる)からではないでしょうか?
コルセット
■腰部コルセットやサポートベルトの装着で腰痛を予防できないのは明白だが、これまで考えられていたように長期間の装着によって腹筋力や背筋力の低下を招く危険はない。腰部コルセットやサポートベルトはリスクもベネフィットもない。
引用元:http://t.co/gexF0X8
鎮痛剤・腰痛体操・安静指導
■腰痛と頚部痛患者256名を対象に、医師の標準的治療群、脊椎療法群、理学療法群、シャム群に割り付けて1年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)では、標準的治療群とシャム群が最も成績が悪く、脊椎療法群は理学療法群よりわずかに優れていた。
引用元:http://1.usa.gov/kfFvV6
医師の標準的治療が鎮痛剤の処方、腰痛体操、安静指導です。
- シャム群とは?
シャム群とは「プラシーボ手術」とも言い、「治療行為をせずに見せかけの治療を行うこと」を言います。なんと標準的治療群は、治療したとウソをついて何もしないグループと同じくらい成績が悪いという結果です。
骨盤矯正
■発症後1年以内の腰痛患者144名と健常者138名を対象に、骨盤の歪みを厳密に測定して腰痛との関連を調べた研究により、どのような臨床的意義においても、骨盤の非対称性(歪み)と腰痛とは関連していないことが証明されている。
引用元:http://1.usa.gov/kIBHZm
この論文では「腰痛になってから1年以内」という条件付きですが、海外のどの論文を読み漁っても、骨盤の非対称性(いわゆる「歪み」)と痛みの関係を結びつけるものは一つも存在しませんでした。(詳しくは「骨盤矯正のウソと真実」のページをご覧いただければと思います)
では、どうすれば腰痛は治るのでしょうか?
私の院で普段から行っている治療の流れを紹介しますと…
私が行う腰のヘルニアの治療の流れ
私の院での腰のヘルニアの治療は、科学的根拠に基づいた治療と、日本古来から伝わる手技を組み合わせた治療を行っております。
①問診
捻挫や肉離れなどの急な怪我でない限り、痛みの原因のほとんどはあなたが日頃無意識に過ごしている生活習慣の中や環境にあることがほとんどです。ですので、まずは生活習慣や環境をよく教えていただくため、しっかり、じっくりと問診していきます。
②検査
③ハイチャージ療法
医療先進国ドイツでは総合病院にも設置されている微弱電流機器ハイチャージ。ゴムでできたパッドを数カ所に当てて微弱電流を流します。
ドイツ、アメリカでは、痛みやシビレに対してハイチャージを用いて症状が改善したという臨床論文がたくさん発表されております。日本全国で約200台が設置されておりますが、使用には経験が必要で、兵庫県の臨床現場で稼働しているのは私の院を含め5院程度だとメーカーの方も言われていました。
このハイチャージを、腰のヘルニアに効果が出るように特化した方法で使います。
④トリガーポイント鍼治療
痛みが出る場所とそれに関連した場所の筋肉はかたくなります。
海外だけでなく日本でもすでに効果が実証されているトリガーポイント鍼治療を行い、かたくなった筋肉をやわららくして、弱い刺激で整体治療の効果が出る状態にしていきます。
鍼治療が苦手という方でも、痛みはありませんので、ご安心ください。(詳しくは「鍼灸治療」のページをご覧ください。)
⑤整体治療
検査でわかった身体全体のバランスを崩れを、手や足などを使った不思議でソフトな整体で元に戻していきます。
「え?戻ってる!」と治療を受けた患者さん皆様が驚かれるほど不思議でソフトな整体ですので安心して受けていただければと思います。(詳しくは「整体治療について」のページをご覧ください。)
平成17年に開業してから、腰のヘルニアだけでなく、様々な症状でお悩みだった患者さんから、すでにたくさんの喜びの声をしただいております。
痛みがウソのように消え、本当に助かっています
西宮市 30代男性(専門職)A・M様
症状
ヘルニアによる足のしびれ、慢性腰痛、肩こり、疲労
当院を選んだ理由は?
ホームページから選びました
悩んでいた症状は?
慢性的な腰痛、肩こり、足のしびれ、疲れやすい症状。本気で仕事に差しさわるぐらいの痛み、しびれだったので、本当に治療していただけるところを探していました。
受診して良かったことは?
先生の説明がわかりやすい。痛みがウソのように消えて、いい意味で久しくなかった体の状態になりました。仕事で体を使うことが多いので本当に助かっています。一人同じ職場の同僚を紹介しました。その方も腰痛だったのですが、痛みがなくなったと喜んでおります。
1日5名様までしかお受けできません
腰のヘルニアでお悩みの方がたくさんおられるのは、長年臨床現場にいますので、私もよくわかっています。
しかし、私の院では、しっかり問診と検査をし、あなたの痛みの本当の原因を見極めていくため、初診時には治療の時間以外の時間がかなり必要となってきます。
すでにたくさんの患者さんのご予約が入っている都合上、1日に診ることができる初診の数は5名までが限界となっております。
なお、「整骨院=保険が効く」と認識されている方もおられますが、接骨院、整骨院で保険が効くのは捻挫、打撲、肉離れ、脱臼・骨折の応急処置、リハビリのみとなりますので、腰椎椎間板ヘルニアは保険適用ではございません。
また最低限の治療しかできない、制限のかかる保険治療は「常に患者さんにとって最良、最高の技術を提供する」という考えとは合致しないため、私の院では健康保険を一切扱っておりません。
治療費
- 初回
- 14,800円
- 2回目以降
- 一律9,800円
- 再診料
- 14,800円(前回から2ヶ月以上経過した場合)
*価格はすべて税込みです
今すぐご予約ください
明日以降のご予約はネットからもお取りいただけますし、受付時間中(平日11時〜21時、土曜・祝日9時〜13時、木・日休診)でしたらお電話でご予約も可能です。
もしあなたが腰のヘルニアでお悩みなら、なるべく早期に正しい治療を行えば改善する可能性は高いので、急いでご予約くださいませ。
(柔道整復師・鍼灸師 松村正隆 監修)