HOME 治療に対する私の考え方

手で治す

私は19歳でこの業界に入り、様々な技術を学んできました。

最初に覚えたのはマッサージでした。来る日も来る日もマッサージ…
私が修業していた院は、当時患者さんが1日に200人以上受診される院でしたので、弟子が数名いましたが1日40〜50人ほど毎日マッサージしていたと思います。

ただ、マッサージだけでは治らない患者さんがたくさんおられました。
むちゃくちゃ悩みました。
そこで、カイロプラクティックを学びました。

しかし、それでも治らない患者さんがいました。そうこうしているうちに、骨格を矯正する技術、筋肉を柔らかくする技術など、様々な分野の様々な技術を貪るように学びました。

開業してからもそれは変わりませんでした。
治らない症状に頭を悩ませました。

また、私にはひとつ軸となる考え方があります。
それは…

「焼け野原でもできる治療を」

というものです。

阪神大震災を経験して

まつむら鍼灸整骨院がある西宮市は、阪神大震災の被災地でもあります。
そう、私が当時住んでいたところでもあるので、私は思いっきり被災しました。
震度7エリアでしたので、電気もガスも水もない、そんな状態。

当時私は大学生で、この震災を機に大学を中退してこの道に進むことにしたのですが

「もし今災害が来た時、被災した人たちを治療することができるのだろうか?」

と常に考えるようになりました。

実際、阪神大震災の時は西宮の病院でも「薬が足りない」「治療道具が使えない」「ベッドが使えない」という、治療しようにも環境がそれを許さないという状況でした。
医療だけでなく、消防も水が出ないから火を消すことができない、ただただ呆然と見ているしかないというものでした。

もし今、不運にもそうなったら、自分は自分の技術を提供することができるだろうかと考えると、まだまだできない自分がいました。

開業してからもそれには非常に悩みました。
とはいうものの、日々受診される患者さんのために、私は海外から入れた効果的な医療機器ハイチャージを使い、鍼を使い、道具を必要とする手技(治療技術)を駆使してやってきました。

しかし、ある日とうとう私の長年の悩みを払拭する技術と出会います。

名前のない整体技術との出会い

その技術は、名前すらない整体技術。
通称「手技研(しゅぎけん)」と言われているものです。

手首や足首だけで全身を整えることができるだけでなく、座ったままでも技を使うことができる。
最初は驚きでした。

「この技術だと焼け野原でも治療ができる!」
そう思いました。

それから、私の治療は変化しました。

この技術は、ボキボキするようなことも一切なく、マッサージのように筋肉を潰してしまうこともありません。
受けられた方はみんなキョトンとします。
何をされてるかわからないですから。
同業の先生でさえ、知らない先生はそんな反応です。

しかし見事に身体は整う。
しかも、時間的にも一瞬です。

この技術を身につけることで、ハイチャージや鍼灸治療と組み合わせると私の治療家人生の中で最強の治療となり、なおかつ、もし停電があっても治療ができるスタイルとなりました。

たくさんの喜びの声もいただき、現在も毎月2回、手技研の勉強を欠かさず行っています。

治療はソフトに、時間は最短で

私の治療に対する考え方は、いかにソフトに、かつ、短時間に結果を出すかを重要視しております。

それは、患者さんの身体に与えるトータルの刺激量をなるべく少なくすることで身体に余分な負担をかけたくないからです。

今まで色々な治療を受けられたにも関わらず、症状が改善されなかったという方々がたくさん受診されております。
あなたも、まだ諦めないで、ぜひ私にお任せくださいませ。

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