外に出て、深呼吸しよう♪

こんにちは、院長の松村です。
新型コロナウィルスの騒動が未だ収まりませんね。
去年実施して効果がなかったと科学的に証明された緊急事態宣言を連発し、お酒まで飲めなくなってしまいました。
患者さんとお話していても、圧倒的に多いのが「世の中、ちょっとおかしくないですか?」という内容。
そう、おかしいんですよね。
今、ストレスをためておられる方々は・・・
「プロ野球は選手がたくさん感染してるにも関わらずペナントレースは続いていて、ヨーロッパではサッカー選手がいっぱい感染してるのにリーグ戦はずっとやってる、なのに東京オリンピックは中止しろってのおかしくない?」
とか、
「え?コロナってお酒飲んだら感染するの?ご飯食べたら感染するの?飛沫感染って言ってなかったっけ?」
とか
「ってか、重症化リスク高い人と低い人の人口って、重症化リスク高い人のほうが少ないよね?なら自粛すべきは重症化リスク高い人たちであって、私たちの年齢なら普通にすごしていいのでは?」
とか
「いやいや、屋外で人もあまりいないところではマスクいらんでしょ」
というような、至極真っ当なことを仰る人たちです。
そうなんです、すべて正解。
でも、その声は届かない。
不条理なことを言う人々のほうが多くて、感染者数が何人だと言われたら、「日本の人口が1億3千万人弱だから感染率は・・・」と考える、真っ当な人の声は少ないし、感情論的に、コロナ怖い怖いと叫ぶ方々の声のボリュームも、大きい。
だがしかし、こんな不条理が続いて、真っ当な思考の人たちがストレスをためこみ、マスクを着けなくても良い状況でもなかば強制的にマスクを着けさせられる圧力をかけられ、仕事で夜8時以降になって「食事の用意も面倒だし洗い物も面倒だから今日は外食するか」と思ってもできない不自由を味わうのはやっぱりおかしいと思ったので、今回は事実を書かせていただこうと思います。
本来、こういう発信を治療院のブログで発信するのはよくないんですよ。
異常なまでにコロナを怖がってる人からは嫌われますし、少数とはいえ不幸にもコロナに感染して重症化した人やお亡くなりになられた方々のご家族からすると、感情的な問題になるので。
ただ、今回は一切の感情を抜きにして今ある事実を論理的に書いていこうと思います。

コロナは風邪の一種です

「おいおい、コロナは風邪と全然違うってテレビで有名そうな人が言ってたぞ」と思われるかもしれません。
しかし、厚生労働省がすでに「ウィルス性の風邪の一種です」と言い切っています。
そう、西宮市の小さな治療院の院長が勝手に言ってるんじゃなく、公的機関である厚生労働省がしっかりと発表しているのです。

俺(私)は風邪であんな苦しい思いしたのか?という反論もあろうかと思います。
しかしながら毎年多くの高齢者が風邪をこじらせて肺炎になっています。
また、基礎疾患の中で糖尿病をお持ちの方は、風邪に限らず傷や火傷は化膿しちゃいますし、インフルエンザなんてむちゃくちゃ危険です。
実はコロナだけが危険なわけではないのです。
これが大前提、となります。

マスクはずっと着用し続けなくてもいい

厚生労働省では、「くしゃみや咳が出るときは、次のような咳エチケットを・・・」と呼びかけてます。

こちらが資料になります→「咳エチケット」厚生労働省
マスクは〝飛沫する〟ものを防ぐ道具であって、飛沫されたものを防ぐものではありません。
近い距離で対面で10分〜15分以上そこそこ大きな声で会話するならお互いがマスクを着用すればいいんです。
例えば一切喋らない空間にいるのなら、本来はマスクするべきはクシャミや咳が出る人だけだし、それにしてもマスクない場合の咳エチケットも記載されているので、いざというときはその対応をすればいいんです。
コロナは飛沫感染であって空気感染ではないですし、もし空気感染ならそのへんのマスクでは全く予防できないわけで、屋外で人がそれほどいないところでまでマスク着用する必要なんて一切ないのが、真実なんです。
マスクの弊害で肩こりや偏頭痛、自律神経のバランスが崩れてる患者さんが非常に多いです。
正直、マスク警察のような知性のない人たちのことを気にかけて我々が健康を害する必要など一切ないのです。

本来「PCR検査陽性=感染」ではない

そもそも、ですがPCR検査はそれほど精度が高い検査ではありません。
いや、検査そのものの精度はそこそこ高い精度とうたってますが検体を取る作業や環境にかなり影響されるので全体的な精度が低くなります。
また、毎年20万人ほど感染者を出している季節性インフルエンザ。
あれは新型コロナと同様飛沫感染と接触感染です。
新型コロナが蔓延してから、季節性インフルエンザの感染者数は60分の1とかになっています。
みんなが手洗いし、マスクを着用した結果でしょうか?
先ほども書いたように、季節性インフルエンザは新型コロナ同様、飛沫感染と接触感染です。
手洗いとマスクで、20万人いたインフルエンザ感染者が60分の1になったのに、新型コロナの感染者が増える?
そんなはずはありません。
インフルエンザ流行期に第2波だなんだと騒がれていましたが、インフルエンザ感染者が相当数新型コロナ感染者としてカウントされているとみて間違いないでしょう。

新型コロナの統計的数字

わかっているデータから割り算したり掛け算したりして、だいたいの数字を出していきましょう。
前提条件として、日本の総人口を2021年1月20日のデータである1億2557万人、感染者数や重症化数等のデータは東洋経済ONLINEの「新型コロナウィルス 国内感染の状況」を参照します。(東洋経済ONLINEの元データは厚生労働省であるため)
使用データは執筆時に判明している2021年5月17日のデータを使用します。

感染率

感染率は、「感染者数÷日本の人口×100」で算出できます。
ただし、感染者数のかわりにPCR検査陽性者数を使いますので、数字的信憑性は低くなります。(PCR検査について先述した通り)
とりあえずPCR検査陽性者数が68万人ですので、それで計算してみましょう。
約68万人÷約1億2557万人×100=0.54153062
四捨五入して0.5%となります。
要するに、200人に1人くらいの感染率という感じですね。
ただ、新型コロナは重症化リスクが高い人以外は、単に発熱して終わることが多く、知らない間に発症して単なる風邪だと言うことで検査もせず病院にもいかずという方も多くおられるでしょう。
そうなると感染率は少し上がるかもしれないですが、それそのものは悲観すべきことではなく、むしろ後述する重症化率や死亡率は低下するので良いことだと思います。

重症化率と死亡率

多くのデータは、感染した人を分母で出しています。
しかし、本来はそうではなく、感染してから重症化する確率を出すべきなので、重症化累計人数を日本の人口で割ってみたいところですが、残念ながら重症化数の累計が見つかりませんでしたので、厚生労働省のデータをシェアします。
これは分母が感染者数なので、かなり高い数字が出ます。

新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識(2021年4月時点)厚生労働省
これを元に計算してみましょう。
感染率が0.5%ですので、0.5%の中の1.6%の人たちが重症化するということになります。
ですので、0.008%となります。
(数式は混乱するので割愛)
すなわち、10万人のうち8人が重症化するという確率になります。

死亡者累計人数は11,504人ですから、
11,504人÷1億2557万人×100=0.00916142
四捨五入して0.009%ということになりますので、10万人のうち9人がコロナでお亡くなりになるという確率ですね。
新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識のデータで計算しても、感染率が0.5%ですから、その0.5%の中の1%で計算しても0.005%なので同じような数字になりますね。
いやあ、死亡率かなり低いです!

新型コロナは〝正しく〟対策しましょう

コロナは風邪の一種で、
マスクは濃厚接触の状況のみに着用すればよくて
感染率は200人に1人くらいの確率で、
感染して重症化するのは10万人に8人程度で、
感染して死亡するのは10万人に5〜9人程度である
というのが、事実なのです。
ちなみに、癌での死亡者数は2020年で38万人。
死亡率を計算すると1000人に3人が癌でお亡くなりになっている計算です。
数字で見た場合、命を守るというのなら食生活や生活習慣を見直して癌予防するほうが、とても現実的です。
また、高齢者の方も全員が重症化するわけではなく、基礎疾患をお持ちの場合がほとんどなので高齢者の中でも重症化したり死亡してしまったりするのは少数であることに違いはありません。
新型コロナに限らず、地球上には菌、細菌、ウィルスはたくさん存在し、今まさにあなたがこの記事をお読みの場所の空気中にもたくさんたくさんただよっています。
インフルエンザも、コロナと同じ感染経路ですがそれほど高頻度で感染したという経験がある人は少ないのではないでしょうか?
当院の感染症対策はこちら

当院における新型コロナウィルス(COVID-19)感染症対策への取り組み


ですが、正直、これは今までの感染症対策に検温を足しただけです。
当院を含め、医院、歯科医院、整骨院、鍼灸院等は国が定めた衛生基準を満たさないと保健所からの立ち入り検査もありますのでとんでもないことになります。(たまに整骨院は基準を満たしてないところがあって困りものですが)
今までの対策で、十分事足りるということを知っていただければと思います。

外で思いっきり深呼吸しよう!


マスクは呼吸を邪魔します。
オフィスの屋上でも、人が密集してない公園でもいいです。
外に出て、マスクを取って深呼吸する時間を作りましょう。
この不条理な世の中、冷静に、統計的に思考する人ほどストレスがたまってしまいます。
とはいえ、同調圧力により、無駄だとわかっていても従わなきゃいけないことがいっぱいあります。
確かに深呼吸しても何にも変わりません。
これからもおかしなニュースは流れ続けるでしょう。
もうテレビはHuluやAmazonプライムで映画見るだけに使い、スマホのネットニュースは見ないで、アホな情報は遮断してしまいましょう。
そして深呼吸をするだけで、少しスッキリします。
世の中って面白くて、絶対に軌道修正はされます。
東日本大震災のときに「放射脳」と言われる人たちが大騒ぎしましたが、いつのまにか消えましたよね。
一緒です。
まともにとりあわず、やればいい感染対策だけを淡々とやって、なるべくストレスをためないようにしましょう。
鍼灸、整体でもマスクによる弊害の症状(肩こりや偏頭痛など)が楽になったとたくさんの患者さまも言われています。
身体をすっきりさせて、この騒動乗りきっていきましょう。

(柔道整復師・鍼灸師 松村正隆 監修)

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