休み中にギックリ腰になったら 〜 年末年始のすごし方ギックリ腰編 〜 – 西宮のまつむら鍼灸整骨院 院長のブログ

休み中にギックリ腰になったら 〜 年末年始のすごし方ギックリ腰編 〜

西宮市まつむら鍼灸整骨院院長の松村です。

「こういうときに限って・・・・」というタイミングでよく起こるのがギックリ腰。

昨日まで仕事でやっと休みだと思ったら、朝起きて顔を洗おうとしたときにグキッと・・・・というのがとても多いパターンです。

ギックリ腰は僕も過去何度もやった経験があるので、その辛さはよくわかります。

ひどい場合は手を動かそうとしても、ちょっと足を動かそうとしても〝ピキッ!!〟という感じで腰に響くから身動きできないですし、またあの強烈な痛みがくるんじゃないかと怖い。。。。

何をしようとしても痛いしできないから惨めな気分にもなってきます。

以前、年末ギリギリにギックリ腰で受診された男性の患者さんは、奥様が連れてこられたのですが「ほんとこの人仕事で家のこと全然手伝わないから、せっかくの年末休みにはいっぱい手伝ってもらおうと思ったのにギックリ腰になんかなって全然使えない!」とブリブリ怒っておられて、患者さんは半泣きになっておられたのを目の当たりにしたときには、色々な意味で厳しい現実だなと感じたことがありました。

さてそんなギックリ腰、年末年始になってしまったら、病院も整骨院も鍼灸院もなかなか開いてないので「どうしよう・・・」と不安になってしまうこともあるかと思います。

そこで今回は、年末年始のお休み期間中にギックリ腰になってしまった場合どうしたらいいかについて書かせていただきます。

年末年始になるとよくギックリ腰になってしまわれる方や、過去に何度もギックリ腰の経験があるという方もぜひ最後までお読みください。

 

ギックリ腰はなぜ起こるのか?

原因がわかれば対処法もわかります。
ですので、まずはギックリ腰が起こる原因について考えていきましょう。

とはいうものの・・・・

実はギックリ腰の原因はまだ化学的に解明はされておりません。

よく「腰椎の関節の捻挫だ」「仙腸関節の捻挫だ」「筋膜の断裂だ」ということを言われる日本の専門家の方もおられますが、それも科学的には何ら証明されていないばかりか、欧米の研究では血液検査などでいわゆる〝損傷モデル〟ではないというところまではわかってきているという状況ですので「腰椎の関節の捻挫だ」「仙腸関節の捻挫だ」「筋膜の断裂だ」というものを盲信することもできません。

そんな中、神経と筋肉の関係性を調べ、なおかつ整体の師匠、そのまた師匠という名人達人の先生方の考え方をお聞きし共通点がありました。

多分それが正解じゃないかなと思うところがありましたので、それを紹介させていただきますと・・・・

 

〝ギックリ腰は地震と同じ〟

 

ということです。
これは、僕の整体の師匠が言われたまんまのセリフです。

どういうことかというと、本来、身体のゆがみというのはある程度は自分自身でリセットできます。
ゆがむ要素、原因が取れない場合は自分の力では戻せなくなるため、肩こりや腰痛や偏頭痛、手足のしびれという形で現れるわけです。

そうやって痛みや不快感を出すことで身体を休ませたり、お風呂につかったりと対処をすることでリセットしてもらおうという身体からのサインが肩こりや腰痛だったりします。

しかしながら、さまざまな事情によりそのサインを無視してしまった結果、身体のゆがみがどんどんひどくなった場合、身体は強引にリセットをかけます。

地球のプレートの歪みがたまって解放されて起こる地震のように、ガツンとくるのがギックリ腰というわけです。

(あまりに専門的になるため詳細は割愛しますが、これは筋紡錘、腱紡錘というところの仕組みを詳しく勉強すると解剖学的にも説明できますので、そのあたりを熟知していない同業の先生はこの内容にツッコミコメントを入れる前にちゃんと勉強してからにしてください。「えらそうに言うなら教えろ」とかいうのもなしです。それならちゃんとお金と時間を投資して正しいことを教えていただけるセミナーや研修を受けてくださいね)

年末、仕事が忙しくて大変だったという人が、休みの日になってギックリ腰になる理由はこれです。
たかだか肩こりや腰痛、という場合もあるでしょうし、仕事が忙しい場合は戦闘モードになっていますので、多少の痛みは感じなくなりますから、どんどんゆがみが蓄積されてしまっていて、もうとっくに限界を超えておられたわけです。

 

 

ギックリ腰はいつ治る?

〝ギックリ腰の85%が2週間以内に自然治癒する〟ということが、欧米の研究ですでに判明しています。

現在、ギックリ腰が原因で治療院に通院されている方の中で、すでに2週間以上経過してまだ治っていないという場合は、その治療院への通院をやめることでギックリ腰が原因の痛みは治る可能性が高いということになります。

残り15%は転落だとかなんらかの事故だとかの本当の損傷モデルの場合の可能性があるので、そうでない場合のギックリ腰のほとんどは2週間ほどで何もしなくてもだいたい回復するというのが現実です。

僕たち専門家は2週間という期間を短縮できなければならないわけで、2週間以上かかるなら自然治癒力に任せたほうがいいということになるのです。

 

 

年末年始の休日中にギックリ腰になってしまったら

とても痛いので焦ってしまいますが、まずは落ち着きましょう。
ギックリ腰の原因はリセットですので、強烈な痛みではありますが、色々な症状の原因である身体のゆがみ自体はリセットされています。

さらに何もしなくてもギックリ腰の多くは2週間で自然治癒するという科学的なデータもあります。

「ギックリ腰 整体」とか「ギックリ腰 鍼灸」とかで調べると、どうしても「なるべく早く治療を!」とか書いてるページが多いですが、それは営業のためか勉強不足かその両方かのどれかですので、それほど焦らなくても大丈夫です。

それでは、休日中にギックリ腰になってしまった場合の対処法についてご紹介させていただきます。

 

動ける範囲で動く

動いて痛みが出ても、それでまたひどくなるということはほぼありません。
皆様がよくイメージされるのは、傷口があって「ピキッ」と痛みが走るとふさがりかけた傷口がまた広がるようなイメージなのですが、傷そのものが存在しないため多少痛くても動いて問題ありません。

それどころか、なるべく日常生活レベルの動きはしたほうが早く回復するというデータさえ存在します。

トイレに行く、お風呂に入る、ご飯を食べるなどは痛いのを多少我慢しても普通に近い形で行うようにしてください。

ただし、激しい運動をするのはさすがによくないですので、無理な運動やストレッチは控えてください。

また、あまりに痛すぎる場合は2〜3日であれば安静に寝ていても大丈夫です。
ただし、この場合も2〜3日くらいまでにして、動けるようであれば少しでも動いていくことが早期回復のために大切になります。

 

温める

「ギックリ腰は冷やせ」という専門家もいますが、炎症が起こっていないと科学的に証明されてしまっている以上、冷やしても効果はありません。

逆に温めることで回復が早くなるということは科学的に証明されている事実ですので、温めたほうがいいでしょう。

お風呂でゆっくり全身を温めると気持ちいいですのでおすすめです♪

 

もまない、押さない、たたかない

痛みが出ている場所をもんだり押したり、叩いたりすると悪化させてしまうことがほとんどです。

自分でもそうですが、もし治療院などに行かれた場合にうつ伏せで寝かせられて押されたりもまれたりした場合は、すぐにお断りしてください。

最悪の場合、また身体をゆがませてしまって再発の原因を作ることにもなりかねませんので、なるべく痛いと感じてる部位は触らないようにしてみてください。

 

 

メンテナンスの重要性(ギックリ腰にならないために)

残念ながら現代は、肉体的な疲労だけでなく精神的なストレスも多い環境です。
また、多くがデスクワークであり、またコロナ騒動でリモートワークも増えたことで、身体をゆがませる要素が非常に多い環境であることは否めません。

定期的に身体のゆがみを取っておくことで、ギックリ腰はもちろん、肩こり、腰痛、手足のしびれなどの〝ゆがみ由来による症状〟の予防にもなります。

当院も、3〜4週に1回程度の頻度でメンテナンスをされている患者さんがたくさんおられます。

ぜひ、快適で真に健康な状態を維持するためにも、メンテナンスに意識を向けていただけましたら幸いです。

 

 

まとめ

さて今回は、非常に相談が多い年末年始のお休み中のギックリ腰について書かせていただきました。
もし年末年始にギックリ腰になってしまった場合、慌てて休日診療している病院や治療院を探さずとも「神様が休めと言っている」と思って、ストレスなくゆっくりのんびりしていればいいかと思います。

また、ギックリ腰になるまで身も心も酷使したと思って、ご自身の身体に感謝し労ってあげてくださいませ。

もしギックリ腰になって、他の治療院に行ってるのになかなか治らないという場合や、何回もギックリ腰を繰り返すという場合は、一度僕にご相談くださいませ。

 

 

当院の年末年始の予定

2021年は12月29日(水)まで。
※残り1名様のみとなっております

2022年は1月5日(水)から診療開始です。

 

(柔道整復師・鍼灸師 松村正隆 監修)