テーピングでドーピング

こんにちは、兵庫県西宮市のまつむら鍼灸整骨院院長の松村です。
嫁さんのブログ「背面DAY」などで書いてありますように、最近夫婦で筋トレをしております。
実は筋トレってフォームがとても大切なのと、やはり追い込むには専門家の力が必要なので自分でやる意外にパーソナルジムにも行っています。
私がお世話になっているのは、同業の先生で、私が開業前からお付き合いのある義田先生がされている「ボディメイクプラスワン」。
義田先生は私と同じ柔道五段で、元バリバリのボディビルダーでもあります。
現役の頃の写真はこんな感じ↓

これで胸に七つの傷があればもうケンシロウですね。
そんな義田先生とポージングしたり

義田先生から
「松村先生、かなり背中でっかくなりましたよね〜」
と言っていただき、写真を撮ってもらったり。

そんな私ですが、実は胸と肩のトレーニングが苦手なんです。
私は結構手足が長い体型なのですが、そもそもそういう体型の人は筋トレは不利なんだとか。
たしかに、手足が短いとすぐに筋肉は太くなりますから、関節と関節の距離が長い私のような体型は見た目の変化が現れにくいんです。
そんな中でベンチプレスは、手を広げると肘がセーフティバーに当たるため、普通の設備ではできない、もしくはセーフティバーを外して、「潰れた時どないすんねん」的状況で命をかけてベンチプレスをするか…になります。
で、過去に柔道で左肘を高校生の頃に脱臼、右肩を数年前に脱臼している関係で、なかなかプッシュ系のトレーニングができなかったので弱いことと、右肩はあまり負荷をかけすぎると抜けそうで怖いということで、胸と肩は本当に終わっていました。
ベンチプレスって大胸筋という胸の筋肉のさらに下部を狙うトレーニングなんですが、上腕三頭筋と肩ばかりに効いて、胸に効かないんですよね。
また、元々左利きなこともあり、左はそこそこ効かせることができるんですが、右がすぐにダメになるという感じで、そのあたりをどうするかを悩んでいました。
あ、あの胸をピクピクさせるヤツあるじゃないですか。
あれ、大胸筋にスイッチが入ってない人はできないんですね。
私は一応できるのですが、筋トレではまだまだ使えなかったんです。
トレーニングの時に、狙った筋肉にスイッチを入れながらやる方法のひとつに、狙う筋肉を軽く叩いたり、さすったりしながらトレーニングするという方法があります。
しかし、ベンチプレスなど両手を使うものだとそれはできません。
どないしよかな〜と悩んでいたのですが、ふと閃きました!
「ええのあるやんけ〜」と思わずニヤっとしてしまいました(笑)
それがこれ↓

キネシオテーピングです。
わけあって資格の更新はしていないのですが、元指導員の資格を持つ私が、なぜすぐに思いつかなかったのでしょうか。
鏡も見ずに自分で貼ったので少し下手くそですが、大胸筋、三角筋前部と中部、そしてはがしてしまいましたが、ベンチプレスやインクラインベンチなどをすると必ず先にやられる上腕三頭筋外側頭のテープを貼って筋トレをしてみました。
ムチャクチャ入ります!
ベンチプレスなんて、もう胸しか力入ってないんじゃないかというくらいに効いてます。
上腕三頭筋外側頭がすぐに死んでしまうこともなくなりました。
そしてそして、狙った筋肉がものすごい筋肉痛になります。
よくよく考えると、そりゃそうなんですよね。
そもそもキネシオテーピングは、筋肉の働きを正常にするもの。
実際に臨床では、「筋肉テスト」と言って、テープをする前とした後で力の入りやすさを比べることもあるんですから。
治療にしか使っていなかったので、すっかり頭から抜け落ちていました。
実際、すでに数回試していますが、パンプ感も全然違います。
薬物によるドーピングは教育的にも健康的にもよくありません。
しかしテーピングなら、一切副作用はありません。
私が治療で使用するキネシオテーピングは、肌にもむちゃくちゃ優しいため、私のように海水でかぶれるほど肌が弱くても筋トレ中くらいは貼っておけます。
私は現在、キネシオテープ↓

でトレーニングの効きを最大限にし、
リアライン↓

で、上半身のトレーニングの際は肋骨や背骨の動きを良くして、筋トレのフォームが基本通りにできるようにし、
ハイチャージ↓

で筋トレの疲労回復をしています。
ちなみにこのハイチャージ、あまりの効果に「電気的ドーピングや」とクレームをつけられたことがあるそうです。
まあ健康を害さないのでドーピングではありませんが。
最近はいわゆる「ボディビル」以外にも「フィジーク」や「ベストボディ」というものも出てきて、筋トレも注目されているようです。
筋トレの効果を最大限に引き出す、超健康的ドーピングをしたいという人はぜひ一度ご相談くださいませ〜♪