13周年

こんにちは、兵庫県西宮市のまつむら鍼灸整骨院院長の松村です。

2月14日は、まつむら鍼灸整骨院の開院日!

2005年に開業し、今までやってこられたのは、祖父の松村医院が築いた歴史と信頼、そして患者さん皆様のおかげでしかありません。

本当にありがとうございます。

去年、「干支が一周しました〜」なんて書いたのが本当に昨日のようです。
1年って早いですよね。

うちの院もようやく13歳。
人間なら中学1年生ですね。

開業当初中学生だった子がもう社会人で、お酒は何が美味しいという大人の話題してたり、大学生だった子がなんとバツ2になりかけてたり。笑

開業当時70歳だった患者さんは、開業当初から「はよ死にたい」と言ってたにも関わらず、80歳を超えた今でも元気に通院してくださってたり。(そういえば80歳すぎてから「なかなか死なれへん」に変わってますね。笑)

20代独身のOLだった患者さんは、当時「全然彼氏できないんです〜」と愚痴ってたのに、今は結婚して二児の母になって、家まで買ってたり。

若手だった柔道選手はもうベテラン選手になったり、指導者になったり。

開業当初高校生だった男の子は、起業して社長になってたり。

大学生だった子が就職し、東京に行き、そして大阪転勤になってまた受診してくださったり。

 

逆に、サラリーマンの患者さんは転勤でお別れしたり。

結婚で遠方に引っ越されたり。

そして、天寿を全うされお亡くなりになられたり。

 

出会いと別れを繰り返す、整骨院そのものが人生の縮図のように思えます。

仏教には「仏縁」という言葉があります。

意味は色々とあるようですが、私が以前高野山の宿坊に泊まり、朝に説教を聞いた際に聞かせていただいたのは、

「良いも悪いも、人と人が出会うことだけでなく、その場所に行くことができるなど、あなたにつながるものが全て仏縁。実際、仏縁がない場合は、出会うことも、その場所に辿り着くこともできない。実際、高野山と縁がある人はどれだけ遠方にお住まいの方でも何度でも来ることができる。しかし、高野山と縁のない人は、どれだけ近くでも、行く予定の日に何か起こったり、天候が原因で来ることができなかったりして、一度も来ることができない。仏縁とはそういうものです」

という説明でした。

なるほどな、と思いました。

 

正直、私は治療ができないほうではないです。
達人、名人レベルではないですが、できるほうかできないほうかだけで分類するなら、できるほうに入ることは間違いありません。
分院展開してる院が増え、マッサージしかできない柔道整復師が院長をすることが多い中、外傷(ケガ)から慢性疾患まで幅広く経験を積み、技術の研鑽に明け暮れてきました。

開業してから一切勉強せずに、ひと昔もふた昔も前の理論や方法をずっとやっている同業者を横目に、セミナーを受講したり、治療好きな同業の先生と集まって手技の練習会をしたりしてきました。

仏縁の話を聞くまでは、

「なんで身体のことで悩んでいる人が、うちに相談に来ないでしょーもない、治せない治療院に行ったり、整形外科にばっかり通うう人がいるんだろう?」

と思っていました。
もちろん、知らなければ来ることもできません。
しかし、保険が効かないとか(そもそも外傷以外効かないのだが)、時間が合わないとか、色々な理由で受診されない。
中にはうちの患者さんから強く勧められているにも関わらず、一回も受診されない。

不思議で不思議で仕方ありませんでした。

しかし高野山で仏縁の話を聞かせてから、腑に落ちました。

私と、もしくはまつむら鍼灸整骨院と、もしくはこの西宮市と、もしくは西宮市染殿町と縁がない場合は、どれだけ周りが頑張ってもその人は来ることができないということなんですよね。

逆に、13年間で一度でもうちに受診していただいた方は、縁の薄い、濃いはありますが縁がつながっているということ。

今までの縁のつながりに感謝しつつ、14年目からの新たな縁がどんな縁なのか、楽しみながらこれからも治療に明け暮れていきたいと思います。

 

ご縁に感謝。

 

まつむら鍼灸整骨院
院長 松村 正隆