治療あれこれ 〜肩鎖関節損傷編〜

さて、今日も治療シリーズです。
当院は健康保険は扱いませんが、外傷の方もたくさん来られます。
健康保険での外傷の治療は、本来はどこの接骨院・整骨院であっても、低周波、冷やす or 温める、ちょっと何か手技的なことをする、と決まっております。
そうなんですね、本来、医者であっても歯医者であっても、接骨院・整骨院であっても、「健康保険取り扱い」と書いてあるところは、どこでもやることが同じはずなんですね。
だって、それが保険制度なんですから。
ま、厳密に言うと接骨院・整骨院は健康保険を取り扱っているわけではないのですけどね。
さて、制度と業界の文句を書くと本を5冊位書けてしまうほど鬱憤がたまっておりますので本題に入ります。
肩鎖関節損傷です。
第Ⅱ度ですが、Ⅰ度に近いⅡ度ですので保存療法で十分です。
ただ・・・・・
私が高校柔道部の柔道のコーチをしていた頃、ちょうど部員だった子なんですが、さすがに柔道ばっかしていたので、どうも肩よりも脳の方が悪いようで、手をつるということや安静、アイシングなどの指導が脳にインプットされないようです。
本来ならハイチャージ+テーピング+提肘で、間違いなく理論の2〜3倍のスピードで良くなるのですが、この子はどうも理論通りにしか回復しなさそうです。
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治療中もカメラ目線です。
今度は頭にハイチャージを当ててみようと思います。
ちょっとは勉強できるようになるかな?
なったら受験生対象に何かメニュー作れるんですけどね〜^^