マスクの相互着用のご協力のお願い

こんにちは、院長の松村です。
もう2020年も終わりですね。
本来であればオリンピックイヤーでしたが、コロナの影響で来年となってしまいました。
果たして来年、オリンピック開催できるのでしょうか・・・
新型コロナウィルス(COVID-19)については色々な考えがおありかと思います。
現在、マスク不要論もあれば〝コロナ脳〟という言葉まで出てきてます。
日本の中で意見が分断され、それぞれが衝突しているような状況ですが、僕は中国がまき散らしたウィルスで日本に住む人たち同士がいがみ合う必要はないかな〜って思ってます。
そのエネルギーは中国への責任追及に使いましょう!
さてさて本題に入りましょう。

マスクの相互着用にご協力ください

マスクについては、いる、いらないって議論がずっとあります。
で、僕も医療人の端くれですので色々なルートで調べてはいますが、やはりどちらとも言えないってのが実情です。
ただ、僕が強く言えるのは

「手洗いしっかりやろう!」

ってことです。
新型コロナウィルス(COVID-19)にとっては手洗い最強です!
じゃ、なぜマスク着用をお願いするのか?
実はこれは、感染予防が目的ではないんです。

マスク相互着用推奨の理由とは

日本の新型コロナウィルス(COVID-19)対策は、クラスター潰しです。
新型コロナウィルス(COVID-19)の感染者が出れば、その感染者の濃厚接触者を追跡していきます。
新型コロナウィルス(COVID-19)感染者の濃厚接触者の、そのまた濃厚接触者を探していきます。
濃厚接触者認定されると、「いつからいつまでの行動全部出せ」的なことになるし、その期間に濃厚接触した人には保健所から連絡がいき、また同じようなことをされちゃうし、発症も感染もしていなくても下手すると外出控えろ的なことにもなりかねません。
また、新型コロナウィルス(COVID-19)について正しい理解をしてる人ばかりではないので、単に濃厚接触者になっただけで差別的な扱いを受けないとも限りません。
そうなったら色々と面倒なことになるのは目に見えています。
実はこの追跡には基準がありまして、お互いマスクをしているだけで〝濃厚接触していない〟と認定されるのです。
要するに・・・
例えば僕が感染していたとしても、お互いマスクをしていれば濃厚接触にはなり得ないので、僕の院の患者さんは誰も追跡されないということになります。
例えば感染された方が受診されたとします。
行動確認で当院に受診したことを伝え、当院に調査が来たとします。
しかし当院は元々消毒を徹底していること(参照→新型コロナウィルス(COVID-19)への対応について)、そして元々僕の治療時間は15分もかからないということ、そしてお互い(僕と患者さん)がマスクを着用していることから、濃厚接触とは認められないため、当院から先は追跡されることはありません。
実は、マスクの相互着用の理由は、この追跡を止めるためなのです。
色々な考え方はあると思いますが、僕としてはもし患者さんどなたかが感染したとしても、そのせいでうちに迷惑かけちゃったとかそういう風に責任を感じてほしくないですし、仮に僕が感染したとしてもちゃんと感染対策しているので感染しようがないにも関わらず追跡されるのもイヤなわけです。
ただ、お互いがマスクをしているだけで、それらを防げるならいいんじゃないかな、と僕は思うのです。

楽なマスクのつけ方

まあ、追跡予防のためとはいえマスクをずっとつけるってのは息苦しいものです。
事実、マスクが原因で身体のゆがみが出て不調になって来院される患者さんもおられますので。
そこで呼吸が楽なマスク着用方法を紹介させていただきたいと思います。
普通のマスク着用

まあ、このように鼻から全部覆っていますね。
そもそも、新型コロナウィルス(COVID-19)に関しては厚生労働省も「咳エチケット」だと言ってますので、あくまでも飛沫感染防止のために咳やクシャミを出すほうがマスクをしていれば飛沫感染予防になるという考えです。
とするならば、これ


で十分役目を果たすかと思います。
これ、鼻出してるんですよ。
これだけでかなり楽になります。
で、空気感染を恐れている方のためにお伝えしておきますと、もし新型コロナウィルス(COVID-19)が空気感染するならば、写真で着用しているようなマスクでは何の効果もありません。
ましてや通気性の良い洗えるマスクなんてもっと無意味!
もし空気感染するならば、もう日本中新型ほぼ全員感染してるはずです。
しかし、そうではない、という結果から〝空気感染はしない〟と言えますのでご安心ください。

当院でのマスク着用方法

当院では、うつ伏せと仰向け、ベッドに座った状態、立った状態と、主に4つの状態で検査や治療をさせていただくことになります。

①原則として対面状態のときは鼻までマスクをしてください

個人的にはそれほどナーバスにならなくてもいいと思っているのですが、政府の濃厚接触の定義から、例えば座っていたり立っていたり、仰向けに寝ているときに僕と対面し、なおかつ距離が取れない状況ではお互いちゃんとマスクを着用しておきましょう。

②うつ伏せに寝る場合は鼻を出してもOKです

うつ伏せに寝ている場合や、座っていたり立っていたりして、患者さんの後ろに僕がいるという状態のときはマスクから鼻を出しておいても大丈夫です。

まとめ

さてさて、もう何度も書いていますが色々な考えがあるかと思います。
そんな中、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染予防に一番効果的なのは手洗いであることに変わりはありません。
しかしながら、政府の方針がクラスター潰しのため、どちらかがマスクをしていない、ただそれだけで濃厚接触者だと言われ、外出禁止になったり、近所の冷静じゃない人からしょーもないことを言われるリスクが出たりするという非常にめんどくさいことになってしまうわけです。
当院では、理不尽な制約から僕の院と患者さんを守るため、僕(と受付スタッフ)と患者さん、相互がマスク着用するということで、感染予防だけでなく政府の追跡予防もしていこうと思っております。
ぜひともご理解いただけましたら幸いです。

※当院の新型コロナウィルス(COVID-19)感染予防について

最後に、当院の新型コロナウィルス(COVID-19)について書かせていただきます。


・写真のように、患者さんが触れるであろうすべての場所は、ご来院の都度アルコール消毒をしております。
・現在予約人数を減らし、なるべく患者さん同士がバッティングしないようにしております。
・スタッフは毎朝検温しております。
・空気清浄機を院内と治療用ブースに設置しております。
・患者さんが来院時、受付にて手指のアルコール消毒をお願いしております。
・マスク着用をお願いしております。
・僕と患者さんが直接接触する時間は長くても10分〜12、3分ですので、時間的にも濃厚接触とはなりません。

このように、新型コロナウィルス(COVID-19)感染予防と濃厚接触予防のためできる限りのことを行っておりますので、安心してご来院くださいませ。

(柔道整復師・鍼灸師 松村正隆 監修)

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