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急性膵炎や慢性膵炎など、膵臓の病気について書かせていただきます。
膵臓って何????
これです↓

肌色になってる臓器です。
膵頭、膵体、膵尾というものにわかれておりますね。
膵臓といえば、インスリンというホルモンを分泌することで有名だと思います。
血糖値を下げるホルモンですね。
実は血糖値を上げるグルカゴンというホルモン、ソマトスタチンという、インスリンとグルカゴンの分泌をコントロールするホルモンを分泌しているのも膵臓なんです。
これらは膵臓の内分泌部であるランゲルハンス島というところでやっているんです。ちなみに膵臓の約5%ほどの大きさです。
では、残り95%で何をしているのか?
外分泌部というのですが、膵液を作っております。
膵液の中には、タンパク質を分解する酵素のキモトリプシンやトリプシン、炭水化物を分解するアミラーゼ、脂質を分解するリパーゼなどが含まれています。消化にかなり大事なものなんですね。
で、その膵液を胆汁とともに十二指腸に分泌して食べ物を消化するわけです。
アルカリ性ですので、胃酸の中和もするわけですね。
本来は胃酸の中の酵素などと反応して、タンパク質などを消化するのですが、膵液が過剰に分泌されたり、膵液が通る管(膵管)がつまったりすることなどで、膵液によって膵臓が自己消化されてしまうのが膵炎といわれています。
芸能人や会社経営者の方などに多い病気でもあります。
次回は、膵炎になる原因などについて書かせていただきますね。
膵臓(すい臓)の治療② 〜膵炎の原因〜へ >>

(柔道整復師・鍼灸師 松村正隆 監修)

3 Comments on “膵臓(すい臓)の治療① 〜序章〜”

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