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腰痛・・・・・
その名の通り、腰が痛いことです。
しかし、上記では「名」と書きましたが、本来腰痛は名前ではないです。
腰が痛いという症状を「腰痛」というだけで、様々な原因によっていわゆる傷病名は変わってきます。
まあなんで今回こんな「腰痛 番外編」という記事をあげようと思ったか?
昨日はお休みでしたので、色々事務的なことをしておりました。
すると、今更ながらなんですが、
「(大きなカテゴリーで分別してみて)腰痛の患者さんむっちゃ多いやん!!」
って気がつきました。
で、2年ほど前のことをふと思い出したんですね。
当時、むっちゃ頑固な腰痛の患者さんが通院されてました。
右足の痺れがあり、いわゆる「坐骨神経痛」的な症状。
うちに受診される前にすでに整形外科などは受診されていて、MRI検査等では異常無しとの診断をされていました。
ま、痛みなどがあるのに「異常無し」ってのも本来はおかしな話だと常々思うのですが・・・・
確かに治療をすると症状はかなり楽になるんですね。
しかし治療してから、また症状がひどく出てくるまでの期間がなかなか伸びない。
1週間ほどで症状が出てきてしまうんです。
さすがにそれが4回目位になると治療家としては冷や汗ものです。
当の患者さんは、ずっと痛かったのが1週間は楽にすごせると喜んでいただいてたのですが、治療家サイドとしてはその楽な期間をなんとか長くしていきたい。
結構悩んでいたんです。
シャワー浴びてる時も「なんであの人の症状良くならへんねやろか?」。
トイレ行ってる時も「なんであの人の症状良くならへんねやろか?」。
テレビ見てる時も「なんであの人の症状良くならへんねやろか?」。
ここまでくるともはや恋愛チックな感じでしょうかね。
でも、ある時ひらめいたんですね。
その感触たるや、アムロ・レイがニュータイプの能力を発揮する時のあの効果音が頭の中で鳴ったような感じです。
まあひらめいたと言っても、知識としては「それ」はすでに持っていたのです。
そして、それより以前に「それ」が原因の腰痛の方を治療して治した経験もあったのです。
まあ「それ」って大げさに隠すほどのものでもなく、足関節に原因があったのですが、なぜかすっかり頭から抜けてしまったんですね。
わかった時は嬉しさと共に自己嫌悪。
しかしわかってしまってからというもの、今度は
「あ〜、早く◯◯さん来ないかな〜」
と受診されるのが楽しみで予約表を毎日チェック。
「うわ!あと4日もある。どないしよ、電話して予約早くしてもらおかな」
などと考えてみるも、その方は仕事で土曜日しか受診できないということに気付く・・・・
ここでももはや安物の恋愛ドラマ的感情になってしまってますね。
本当にその方が来られるのが待ち遠しかったです。
現在は症状もばっちり消えて、月に1回当院でメンテナンスをされております。
現在、僕がいわゆる従業員を雇わないのも、このあたりに理由があるんです。
こう見えて(どう見えてかわかりませんが)、僕は意外に繊細なんです。
気になったことは解決するまで気になる。
従業員を雇ってしまうと、それが従業員にいってしまうんですね。
「◯◯先生はなんでもっと〜〜ようにしないんだろう」
「もっと〜〜したら◯◯先生のモチベーションも上がるかな」
といったことばっかり考えてしまう。
経営者としてはその思考も大切なんですが、技術者としてはやはり
「なんであの人の腰痛なかなか良くならへんねやろか」
という悩みを持っていたい。
両方できるのが一番良いのでしょう。
そして、両方やれと言われれば、多分できます。
でもやりたくないんですね。
あ、この話は腰痛番外編でもなんでもないのでまた今度の記事にします。
まあ要するに腰痛とひとくくりにしても、色々あるってことですね。
オチのないお話でした。

(柔道整復師・鍼灸師 松村正隆 監修)

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