こんばんは、西宮のまつむら鍼灸整骨院の松村です。
さて、前回までは頭痛について書かせていただきました。
頭痛の原因として、肩こりもありますので、今回は肩こりの解消法について書かせていただきます。
肩こり、辛いですよね〜
実は私、小学生の頃から肩こりで、それこそ頭痛持ちだったんですよ。
で、柔道して何度か首を痛めて、肩こりがひどくなるという状態・・・・
昔、コンビニでアルバイトしてた時、2度ほど頭痛でバイトを休んだほど辛かったころがありました。
ほんとね、思考能力がゼロになるほど辛い時がありますよね〜
では、そんな肩こりの原因っていったいなんなのでしょうか?
肩こりの原因
肩こりの原因は、首、肩まわりの筋肉の疲れや、血の流れが悪くなるなど、色々な原因があります。
いくつか原因をあげていきましょう。
長時間同じ姿勢でいる
実は人間の身体は、じ〜っと同じ姿勢でいるよりも、身体を動かしておく方が楽なんです。
例えば、10kgのものを1回持ち上げるという動作は、筋肉に強い負荷がかかりますが、疲労度はそれほどでもありません。
それよりも、例えば腕を水平な状態で、500gのものを1時間ずっと持っておけと言われる方が疲労するのです。
人間の頭というのは、ボーリングの球くらいの重さがあります。
長時間のデスクワークや立ち仕事で、同じ姿勢で頭をずっと支えていることで、肩こりになります。
目の疲れ
目が疲れると、後頭部から首にかけての筋肉がかたくなります。
特にパソコンのモニターやスマートフォンは、顕著です。
というのも、元々人間の目は、光に焦点を合わすことが苦手なんです。
ですので、パソコンのモニターやスマートフォンなど、画面そのものが光っているものを見ていると、それほど長時間でなくても目が疲れてくるのです。
精神的ストレス
詳しいメカニズムを書くと、東洋医学的なことも書く必要があり、それだけで相当長くなってしまいますので割愛させていただきますが、精神的なストレスが過多な状態の人が、肩こりを訴える人が多いです。
特に女性に多いと言われていますが、はっきりした根拠はわかっておりません。
また、アメリカでは、うつ病は首が原因だということで、カイロプラクターが治療することが増えてきたとも言われています。
当院にも、うつ病の方が結構受診されておりますが、だいたいが肩こり、腰痛を訴えられて受診されます。
肩こりの解消法
最低でも1時間に1回は姿勢を変えるようにする
長時間同じ姿勢でいることが原因の場合は、最長でも1時間に1回は姿勢を変えるようにしてください。
また、よく「正しい姿勢」とか言ってる方もおられますが、正しい姿勢といわれる体勢でも、長時間同じ状態だと肩はこりますので、ある程度はどんな姿勢でも構いませんので、定期的に姿勢を変えるように心がけてください。
ブルーライトカットのメガネやグッズを使用する
パソコンやスマートフォンの光が原因の場合は、その光を弱くすることで、少し目の疲れをやわらげることができます。
それとともに、目を温める、パソコン、スマートフォンを見る時間を短くするなどを心がけましょう。
軽い運動をする
ウォーキング程度の運動でかまいません。
歩くと、幸せホルモンと言われている「オキシトシン」が分泌されることがわかっております。ストレス解消にもなりますし、循環も良くなります。
人に親切にする
実は人間は、他人に親切にすることで「オキシトシン」が分泌されます。
仕事や人間関係でイライラ・・・はわかりますが、なるべく人に親切にすることで、ストレスも軽減されるのです。
ストレッチ
首や肩まわりのストレッチをすることで、かたくなった筋肉を少しほぐすことができます。
ストレッチは決して無理をせず、ゆっくり30秒以上伸ばすようにしてください。
首のストレッチ
肩のストレッチ
胸のストレッチ
↓
身体をひねるようにします。
壁に手をついて行っても大丈夫です。
タオルを使った簡単肩こり体操
タオルをこのように持ちます
で、上にあげる
横から見るとこんな感じ
上げたり下げたりします。
動画でどうぞ
あまり速くしすぎないで、ゆっくり10回程度やってみてみてください。
猫背解消体操
で、その上に・・・・
↓
上向きで寝ます。
膝は立てておいてくださいね。
伸ばすと結構しんどいですので。
で、手をこんな感じであげます↓
そこから下げます↓
これをゆっくり数回やってください。
また、バンザイもいいです↓
このまま、30秒くらい静止してください。
結構気持ちいいですよ。
※注意
ストレッチや体操で、もしどこかに鋭い痛みなどを感じるようでしたら、どこか関節や筋肉が悪い可能性があるので、その場合はすぐに中止してください。
で、なるべく早めに接骨院・整骨院・鍼灸院等に受診するようにしてくださいね。
まとめ
今回は簡単にできるストレッチや体操等をお伝えさせていただきました。
種類は今回紹介させていただいたもの以外にもたくさんあります。
が、たくさんの種類をやればよりよくなるというものでもないですので、継続的にできることを少しずつやっていくようにしてください。
なお、肩こりは内臓の不調から起こる場合もありますし、身体のコンディションが悪い時にひどくなることがあります。
自分でケアをしてもなかなか肩こりが解消されない場合は、接骨院・整骨院・鍼灸院等にご相談ください。