膵臓(すい臓)の治療③ 〜膵炎の治療〜

前回の記事、「膵臓(すい臓)の治療② 〜膵炎の原因〜」からの続きです。

前回、ストレス、睡眠不足が一番の原因ではないかと書きました。
あと、わかっているのが活性酸素です。
まあ活性酸素はタバコ吸っても増えますが。
さて、私の場合、急性膵炎になり、病院に行きました。
フォイパンという薬を飲み数ヶ月経過観察。
3ヶ月後、たま〜〜に薬を飲み忘れても全然痛くない状態が続いていました。
かかりつけのお医者さんに聞きました。
「お酒、飲んだらダメですか?」
と。
お医者さんは
「瓶ビール1本位ならいいよ」
と言ってくれました。
その週末の土曜日・・・・
私は浴びるほど飲んでしまい、翌日見事に再発・・・・
そこからは地獄でした。
数ヶ月経過しても、背中は痛む、ずっと眠い・・・・
専門学校の授業なんて受けていられません。
成績もガタ下がりしました。
CT撮影すると、膵臓に石灰まで沈着している・・・・
お医者さんからは、「一生薬は手放せない、食事はずっと糖尿病食、将来は膵臓癌」と言われました。
さて、そう言われると反発したくなるものです。
その瞬間から心に誓いました。
絶対に薬も飲まずに、焼肉食って、酒飲めるようになってやる!!
その当時、実は本当に死にかけでした。
お医者さんからも、「今すぐ入院せな死ぬぞ!!」と怒られました。
しかし当時本当にお金がなかったので入院なんてできませんでした。
当時通っていた明治東洋医学院の鍼灸科の先生に、私が鍼灸学科在籍時代から仲良くさせていただいていた、奈良先生という方がおられました。
東洋医学でなんとかならないかと相談しました。
付属の治療所で治療をしていただきました。
また、自分自身が鍼灸師ですので、奈良先生から配穴(ツボ選び)も教えていただき、治療法も教えていただき、そして漢方薬まで調べて教えていただきました。
お金がないので、奈良先生の治療を受けるのは週1回。
それ以外の日は毎日自分で鍼治療です。
漢方とフォイパンも欠かさず飲む。
朝、昼、晩、すべておかゆだけ。
水をしこたま飲む。
背中を毎日アイシング。
睡眠時間8時間以上をキープ。
これを1年間続けました。
目の前にお菓子があっても、酒があっても、ジュースがあっても、水とおかゆ以外は口にしませんでした。
体重は20kg落ちました。
しかし・・・・・
そのかいあって、奇跡の復活!!
お医者さんのところには2週間に1回受診して毎回毎回尿検査と血液検査をしていたのですが、それをやり始めてから半年位で膵臓系の数値は安定しておりました。
そこで、その時期から勝手に薬を半分にしてみました。
8ヶ月目位の診察の時にそれをお医者さんにカミングアウト。
すごく柔軟な先生でしたので
「そうなんだ。それはすごい!じゃあ半分と漢方でやってみよう!」
となりました。
翌月にはフォイパン無しで漢方だけ。
そして、1年経過し、薬一切なし!
お医者さんの診察日の前日に、わざと焼肉を食べて酒を飲んでみました。
まあ、これは再発してもすぐ病院だから怖くないというのもあったのですが。
その日の焼肉、当時お金がなかったので食べ放題のお店だったのですが、むちゃくちゃ美味しかったのを覚えています。
翌日・・・・・・
全く症状無し!!
数値・・・・・
オールクリア!!
はい、きっちり治りました。
ただ、もちろん全く病気を知らなかった頃よりはお酒も弱くなりました。
以前は日本酒を3升位は平気で飲んでいましたが、今は多分1升も飲めないです。
また、睡眠不足が続く、不摂生が続くと、背中が教えてくれるようになりました。
あと、面白いのは、一度死にかけたから免疫力が異常にあがったのか、風邪などはひきにくくなりました。
夜に「ちょっと喉が痛いな」と思っても、朝には何もなかったかのよう。
今現在の時点で、数年は風邪をひいてません。
また、定期的に血液検査をしていますが、白血球数が多いようです。
これは病気ではなく、元々なんだろうと。
俺、むっちゃ元気やん^^
ちょっと話が脱線してしまいました。
膵炎治療のポイントです。
他の院はどうか知りませんが、もし当院で治療する場合は、基本的には私を治療していただいた奈良先生方式の治療と、私自身が体験して試して良かった鍼治療を合わせて行います。
また、当院のハイチャージという微弱電流を、全身&膵臓にアプローチするように流します。
これでかなり活性化できます。
そして、食事指導と生活指導をさせていただきます。
治すために重要なこと、それは
「絶対に、どんなことがあっても治してやる!!」と決意することです。
「臓」がつくところの病気は時間がかかります。
すぐに結果が出ないからと折れないようにすることです。
そして「治る」とは・・・・
薬を飲まず、ある程度好きなものを食べて飲んでしても何も起こらない状態
だとイメージしてください。
決して薬を飲んで痛くない状態が治るということではないと認識してください。
最低1年、治療のための期間と覚悟を決めましょう。
当院は、そのお手伝いを全力でさせていただくことができます。
私自身、合計で1年と数ヶ月、この病気で苦しみ、悩みました。
感覚は人それぞれですが、それでも何も経験していない治療家よりは、感覚的にも理解しておりますし、また自分自身のことでしたので、膵臓とそれに関わる肝臓、胆のうについては、専門外の医者よりも勉強したという自負もあります。
病気に負けず、薬に頼らず、楽しい人生を送られるよう、時間を投資してみてくださいね。
膵炎でお悩みの方は、まずご相談くださいませ。
膵臓(すい臓)の治療① 〜序章〜
膵臓(すい臓)の治療② 〜膵炎の原因〜