腰のヘルニアと言われて不安な方へ【腰椎椎間板ヘルニア】ヘルニアになっても大丈夫なワケとは?
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兵庫県西宮市にある、まつむら鍼灸整骨院院長の松村です。
さて今回は腰椎椎間板ヘルニア、いわゆる腰のヘルニアについて書かせていただきたいと思います。

 

腰椎椎間板ヘルニア(腰のヘルニア)って医者に診断されたけどいったいどうしたらいいんだろう・・・・

医者に「あなたは腰に爆弾を抱えてる」と言われてずっと不安を感じている・・・・

腰椎椎間板ヘルニア(腰のヘルニア)で、将来手術しないといけなかったどうしよう・・・・

 

実際に当院を受診される患者さんからも、このようなことをよく相談されます。

そこで今回は、20年遅れてるとされる日本の情報ではなく、研究が進んでる欧米の論文に基づいて、腰椎椎間板ヘルニア(腰のヘルニア)と診断されてしまわれた方や、腰痛や足のしびれがあって「もしかしたらヘルニアかも?」と不安を感じている方が、過度な不安を感じなくてもいいように、そして適切な医療、治療を受けるための判断ができるようにしていただくための情報を提供させていただきたいと思います。

動画はこちら

そもそも腰椎椎間板ヘルニアってなに?

椎間板とは、背骨と背骨の間にあるクッション材のようなもの。
軟骨と言われていますが、成分の多くが水分のゼリー状のものです。

ヘルニアとは〝脱出〟を意味するラテン語のherniaが語源です。
その言葉の通り、椎間板の真ん中あたりに〝髄核〟というものがあり、それがなんらかの理由で飛び出てしまったものをヘルニアと言うのです。

原因は遺伝や喫煙、姿勢などを言われておりますが、日本人は遺伝的要素が強いようです。

その飛び出した髄核が神経を刺激することで症状が出ると言われています。

 

 

レントゲン撮影だけでは腰椎椎間板ヘルニアとは診断できません

椎間板というのは骨ではないので、レントゲンでは写りません。
背骨と背骨の間が狭くなってるからヘルニア、としてしまう医師もいるようですが、確定診断をすることはできません。

また、本来は腰のレントゲン撮影をする際はそれ用のポジションがあるのですが、ほとんどの場合適当に撮影されます。

ですので、「背骨と背骨の間が狭くなっている」と言われても、それほど悩む必要はないのです。

 

 

もしレントゲン撮影だけで腰椎椎間板ヘルニアと診断されてしまったら・・・

もうそんなことをするクリニックは少ないとは思うのですが、もし不運にもそういう病院、医師にあたってしまった場合は、セカンドオピニオンをしてください。

ただ、理由は後述しますがヘルニアであるとわざわざ確認する必要はそれほどないかと思います。

とはいえ、レントゲンだけで適当なことをいうような医師は、今後も関わらないほうがいいことは確かです。

 

 

症状のない人でも検査をすれば腰椎椎間板ヘルニアが見つかる?

腰痛も、足のしびれも何もない、いわゆる健常者200名、腰痛や他の症状を訴えている者200名の画像検査をしたところ、ほぼ同じ確率で腰椎椎間板ヘルニアが見つかったそうです。

となると、考えられるのはヘルニアが症状の原因ではないのでは?ということです。

実際、MRIを取ってヘルニアだヘルニアだと大騒ぎするのは、先進国では日本だけのようです。

 

 

〝双子試験〟によるヘルニア遺伝説

複数の双子を追跡して調べた論文があり、ボルボ賞という国際腰痛学会の賞を取っているのですが、全く生活が違う双子の兄弟であっても、どちらかに腰椎椎間板ヘルニアがある場合、もう片方もほぼ全員腰痛椎間板ヘルニアがあったそうです。

そこには喫煙歴や職業も全然違っても結果はほぼ同じだったとのこと。

 

 

20年以上、のべ20万人近くの臨床経験から考えた腰椎椎間板ヘルニアの原因とは?

これは僕個人の論理なので、科学的根拠はその経験からだけです。
同業の先生方はスルーしてください。

ヘルニア、というか、ヘルニアと言われる症状の原因の多くは、身体の左右対称性が損なわれることではないでしょうか。

左右非対称論者の治療家は「肝臓は右、心臓は左にあるやないか」と突っ込んできますが、骨格という点でシルエットとしてみたらシンメトリーです。

猫も犬も鯨もイルカも、蛙やトカゲ、魚でさえも。

左右の対称性が崩れてしまうことで、負担がかかりすぎる部位ができてしまい、その結果として症状が出るのではないかと考えられます。

事実、左右のバランスを整える治療をずっとしておりますが、腰椎椎間板ヘルニアということで受診された患者さんのほとんどが症状改善されています。

しかしながらMRIを撮ってみるとヘルニアはある、そんな感じです。

医師的な立場だと「ヘルニアを治す」というと「出ているものを引っ込める」という定義になるのでしょうけど、我々治療家は「症状が改善され、患者さんが苦痛から解放されればいい」と考えていますので、色々と見えてくることがあるとも言えるでしょう。

 

 

まとめ

もし腰が痛くなったり、左右どちらかの足(脚)がしびれる、という症状が出た場合、すぐに深刻に考えず検査を受けることで安心できるのなら検査をしていただいても構いませんが、検査結果次第で不安を感じてしまう場合はいきなり検査をせずとも、しっかりとした治療院を受診されることでその不安は解消されるかもしれません。

手術はもとより、ブロック注射などは身体を直接傷つける治療ですので、僕は最終手段にとっておいたほうがいいと考えますし、研究が進んでる欧米でもすぐにそれらの治療法を選択することはありません。

ぜひ身体に優しい、そして正しい治療を選択されることとお勧めいたします。

 

参考までに治らない治療院の見分け方の解説を紹介させていただきます。

(柔道整復師・鍼灸師 松村正隆 監修)

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